京都旅行*比叡山2018-04-28

お昼時になったので、ケーブル八瀬駅からちょっと歩いたところにある「はなだ」へ。


高野川沿いに建つ、とても素敵な日本家屋で営業されている、鯖寿しのお店です。


主メニューはこちらの姫お敷のみ。
ボリューム控えめの、シンプルなお食事なんですが、一つ一つがとっても美味しい。
お寿司の酢の加減がいいし、お吸い物も薄味の上品なお出汁。だし巻きも出来立てでふわふわ。胡麻和えもすりたてなのか、とても香ばしい。
鯖寿司も一見、少なく感じますが、押し寿司なのでご飯が意外と詰まっていて、程よくお腹におさまりました。


ケーブル八瀬駅に戻り、ケーブルカーに乗車。


つるべ落としの原理で動いているので、上りと下りが同時進行。真ん中ですれ違います。

で、比叡駅で今度はロープウェーに乗り換えて、


比叡山頂駅に到着。
ここまで来ると、京都が盆地だなーと実感できます。

ここから10分程度、若干のアップダウンを歩いて、比叡山頂バス停に移動。
シャトルバスで延暦寺バスセンター、そこから更にバスを乗り換えて、西塔まで来ました。
(バスセンター~西塔の移動は比叡山延暦寺入山きっぷの範囲外)


西塔ではさくらまつりをやっている、ということで来てみたのですが、
今年はもう時期が過ぎたようで、あんまり咲いていませんでした。
(もともと、桜の木がたくさんあるわけでもないみたい)

シャトルバスでバスセンターに戻り、東塔エリアを見学。

ところで、比叡山といえば、中学・高校の古文によく出てきた場所、という認識です。
が、関東在住の学生からすれば、位置を正確に認識しているわけでもなく(当時は授業でネット検索することもなかったから)、古典の文章とともに、頭の片隅に、ぼやーっとしたイメージで存在し続けた場所なんですよね。

なので、今回は、昔読んだあの本の舞台は本当にあったんだ!
という聖地巡礼的な気分で来ました。

あと、京都旅行の目的地としても、比叡山って、ちょっとマニアックじゃないですかね?
この日もGW初日ですが、観光客もそんなにいない印象でした。


ちなみに根本中堂はあと8年くらい改修中です。

しっかし、比叡山延暦寺は広い!
エリアも3つに分かれるし、別のエリアにはバスか車じゃないと行けない。
建ってるお堂もいちいち大きいし…。
それが山の上にあるんだよ。え、どうやって建てたの?
木を伐採して、その場で加工したんだよね?創建は700年代ですよ。よく建てたよな~。

昔は神話や宗教を作って世界を分かろうとしていて、そのパッションで建設したと思うんだけど、現代は同じ情熱でスーパーカミオカンデとかを作ってる気がします。

あと、ケーブルカー、ロープウェー、バスを駆使してもちょっと遠くて大変だな、と思ってしまったけど、織田信長なんか焼き討ちに来てますからね。こっちもよく来たよな~。

さて、往路をそのまま辿って帰りましたが、なかなかハードモードなルートでした。
いろいろ乗り継ぐなんて立山アルペンルートみたいで楽しそうだなー、と思ってましたが、乗り継ぎの要所要所で結構歩いて疲れる。
それから、とりあえずの観光は東塔だけ行く人が多いのかな?
西塔にも行くとバスを乗り換えないといけないし、今回の切符では別料金でした。
ちょっとだけ、スムーズに行かないなーという感じ。

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