赤城山ツーリング2024-06-15

梅雨になる前にバイクでキャンプしたいなーと、いろいろ計画を立てる。
ライディングシューズもぼろぼろになっていたので新調した。

が、仕事が忙しく、ちょっと余裕がないぞと、キャンプは諦めることに。
まあ、でもただのツーリングならまだ行けるのでは?と予定変更。

梅雨前の晴れ間、割と暑い日に群馬ツーリングに行くことにしました。


PAにずんだ茶寮があったので、久しぶりのずんだシェイク。
仙台駅で飲んで以来だから8年ぶりだ。
受け取ってすぐは、かたくてストローで啜れずに笑ってしまう。
そうか、前は買って、新幹線に乗ってから飲んだからな。

東北道、北関東道を通って伊勢崎ICで降りる。
北関東道あたりからすでに暑い。

群馬にはあまり行ったことがなかった。
もちろん、群馬の夏が暑いことは知識として知っていたが、なんで暑いのか深く考えたことがなかった。

しかし、行くとすぐに分かった。
盆地だからだ。
山に囲まれた広い平地に、群馬の都市部がまとまっている。
海もないし、熱の逃げ場がないのだろう。
そりゃ、暑いわーと、やっと実感した。

なるほどと思いながら、最初の目的地「福豚の里 とんとん広場」に到着。
土曜の12時頃ですが、待ち時間なしで入れました。


ヒレカツセットと、


とろカツセットを注文。
柔らかいし、豚の味が濃い!パン粉もなんか美味しかったです。
映ってないけど、豚汁も具沢山で、サービスが過剰な印象。

ここで一つ面白いことが。
食べてる最中、ツーリングのグループだなーという人たちが入店してくる。
広いお店で、席も離れていたので、特にコンタクトもないまま先に店を出る。

広い駐車場で、二輪駐車場が特に指定されていなかったので、そういえば、あの人たちはどこに停めたのかね? と話しながら駐車場に出ると、


我が家のバイクが、先ほどのグループのバイクに囲まれていて、グループの一員のようになっている!
しかも同じKAWASAKI、同じようなカラーリングのマシンが並んでいて、これはちょっと意図を感じるな~。

笑いながら店を出て北上。赤城山を目指します。
さて、今回は頭文字D聖地巡礼ツーリングです。

ちなみに、夫は原作漫画を読んで、CSでアニメを一通り見ている。
私はアニメを横目で見て、この人たちと峠で遭遇したくないな……、と思っていた。

という、そこまで思い入れのない二人の聖地巡礼です。
いや、峠がツーリングに丁度よさそうだなーと思っていたんですよ。

市街地を外れ、交通量も減り、高度も上がると涼しい!
非常に快適にぐねぐね道を堪能し、大沼にたどり着きました。


ボートに乗る。そこまで暑くもなく、いい時期に来たなー。

赤城山、なかなか面白い場所でした。
観光地ではあるけど、そこまで人が殺到するわけでもない。
インバウンドの波も、群馬の山中までは押し寄せていなかった。
食堂や土産物屋はレトロ。建ったのは昭和かなー。でも現役。
そして、いろんな人が来る。トレッキング、自転車、ドライブ、ツーリング、釣り。

いろんな人をおおらかに受け入れてる感じでした。


フォトスポットもあったよ!

下山して今度は西に向かい、「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」へ。
藤原豆腐店があるらしい、と軽い気持ちで行ったんですが、テディベアに始まり、昭和のおもちゃ、クラシックカー、果ては戦車まで物量がすごい。
しかもこう、漫然と集めた、という感じではなくシリーズごとに揃えて、ディスプレイも凝っている。

予備知識がなかったので、え?これ、誰がどうやって集めたの?とだんだん恐怖心すら湧いてきましたが、ぽつぽつと館長の紹介パネルやインタビュー映像が掲出され、混乱も若干は緩和される。


そして藤原豆腐店だ!


ちゃんと車内にコップもあるんですよ。


しかしあれだな、車があって、店舗が移築されてるだけじゃなく、


こういうのもあるし、


集められるものは全て集めた!という館長の本気を感じる……。
表面だけなぞった、通り一遍の展示じゃないんですよ。

その後も出口まで長々といろんな展示が続き、すっかり疲弊して退出しました。
恐ろしい博物館でした……。

疲れたし、もう夕方なので、宿泊先の「渋川天然温泉 ハナホテル&スパ 伊香保インター」へ。
伊香保の温泉旅館もいいかなーと思ったけど、予約が直前&予算オーバーで取れず。
ここはロードサイドのビジネスホテルで、面白いことに温泉施設が隣接していて、入浴自由。

旅館の食事が食べきれないことが多いので、こういうホテルの方が気楽でいいかなーと選んだんですが、我々にはちょうど良かった。

部屋で館内着に着替え、専用通路からフリーパスで温泉施設へ移動できる。
広々として、見晴らしのいい温泉に夜も朝も入れる。
近隣に飲食店はなく、ホテルにもレストランはないんですが、温泉施設のレストランで20時までオーダー可能。


欲望のままにオーダー。


朝食付きのプランで、温泉施設のレストランでバイキング。

食事もおいしく、建物も新しくきれいで、良いところでした。

榛名山ツーリング2024-06-16

2日目はいよいよ榛名山へ。

ホテルを出て、一応、渋川駅とガスト渋川店を眺めに。
レーシングカフェ・ディーズガレージにも行きたかったけど、時間が合わずに通り過ぎるだけ。

伊香保温泉を通り抜けて、いよいよヘアピンカーブへ。
標高もぐんぐん上がり、涼しく快適です。

途中で頭文字Dの看板がある!と停まってみると、


スタート地点の駐車場でした。
ここがあの、レース前にみんなでうだうだやっていた場所……!。


そしてマンホールがありました。渋川市も力を入れているんだな……!

そのまま榛名湖へ。


ぐるっと1周しましたが、自転車乗りや釣り人で賑わってました。
特に釣り人が、車の横で簡易キャンプをしていて、楽しそう。

伊香保温泉から人が流れるせいか、赤城山よりもお店が多かった。

榛名神社、安中榛名を経由し、峠の釜めし本舗 おぎのや横川店へ。


ここにも藤原豆腐店が……!
全国にいったい何台あるんだろう。


そして釜めしを食べる。


暑いので冷やし蕎麦も。
釜めしも蕎麦も美味い。染み渡る味。
だるま弁当と構成が似てる。群馬はこういう山の幸が豊富なんだなー。

フードコートで呑気に食べていると、モニターに流れている映像が目に入る。
実写でハチロクとシルエイティが山道でバトルをしていて、何かミニドラマっぽい!


凝ったことをしてるな~、とびっくりしていると最後にクレジットが。


検索してみると、下田紗弥加さんというレーサーの動画企画でした。

おぎのやさんもスポンサーみたい。


車体にもロゴが入ってますね。

今回、この動画に一番、度肝を抜かされました。
おもちゃの博物館の館長といい、ガチ過ぎる……!
群馬の恐ろしさが身に沁みました。

おぎのやの売店でお土産を買いこみ、食後は碓氷峠へ。
行くつもりでしたが、道を間違え碓氷バイパスへ行ってしまう。

このバイパスが一番すごい道だった。
基本的に山道って制限速度も厳しいし、安全運転の車両が前方にいると、どうしても連なってしまうので、カーブが激しくても低速運転なわけですが。
ここはバイパスだからめちゃめちゃ流れてるし、速度があるけど、連続ヘアピンもある。
一番わーわー言いながら乗ってました。

軽井沢まで行って、帰りは碓氷峠へ。
ついさっきまで軽井沢の街中だったのに、急にぐねぐね道が始まってびびる。
疲れていたので、めがね橋で降りて歩く余裕もなく、通り過ぎる。

そのまま高速に乗って帰宅しました。
梅雨の直前ですが、群馬は暑かった!盆地が暑いことを身をもって知った。
そして地元の(一部の)人の頭文字Dへの本気度の高さに恐れをなしました。

お菓子工房くろねこ軒2024-06-16

碓氷峠まで来たので、あと少し足を延ばせば、あそこに行ける……!


軽井沢町のおとなり御代田町の、住宅街と別荘地の狭間のロケーション。


ずっと来たかった「お菓子工房くろねこ軒」。


BLACK CAT COFFEEなんだな。


そしてこちらには、黒猫ちゃんがいるのです……!


お茶もケーキも美味しい、素敵なお店です。


キメが細かい、繊細なお菓子でした。

めちゃめちゃ理想の黒猫軒……!
また来よう……。