お菓子工房くろねこ軒 ― 2024-06-16
榛名山ツーリング ― 2024-06-16
2日目はいよいよ榛名山へ。
ホテルを出て、一応、渋川駅とガスト渋川店を眺めに。
レーシングカフェ・ディーズガレージにも行きたかったけど、時間が合わずに通り過ぎるだけ。
伊香保温泉を通り抜けて、いよいよヘアピンカーブへ。
標高もぐんぐん上がり、涼しく快適です。
途中で頭文字Dの看板がある!と停まってみると、
スタート地点の駐車場でした。
ここがあの、レース前にみんなでうだうだやっていた場所……!。
そしてマンホールがありました。渋川市も力を入れているんだな……!
そのまま榛名湖へ。
ぐるっと1周しましたが、自転車乗りや釣り人で賑わってました。
特に釣り人が、車の横で簡易キャンプをしていて、楽しそう。
伊香保温泉から人が流れるせいか、赤城山よりもお店が多かった。
榛名神社、安中榛名を経由し、峠の釜めし本舗 おぎのや横川店へ。
ここにも藤原豆腐店が……!
全国にいったい何台あるんだろう。
そして釜めしを食べる。
暑いので冷やし蕎麦も。
釜めしも蕎麦も美味い。染み渡る味。
だるま弁当と構成が似てる。群馬はこういう山の幸が豊富なんだなー。
フードコートで呑気に食べていると、モニターに流れている映像が目に入る。
実写でハチロクとシルエイティが山道でバトルをしていて、何かミニドラマっぽい!
凝ったことをしてるな~、とびっくりしていると最後にクレジットが。
検索してみると、下田紗弥加さんというレーサーの動画企画でした。
おぎのやさんもスポンサーみたい。
車体にもロゴが入ってますね。
今回、この動画に一番、度肝を抜かされました。
おもちゃの博物館の館長といい、ガチ過ぎる……!
群馬の恐ろしさが身に沁みました。
おぎのやの売店でお土産を買いこみ、食後は碓氷峠へ。
行くつもりでしたが、道を間違え碓氷バイパスへ行ってしまう。
このバイパスが一番すごい道だった。
基本的に山道って制限速度も厳しいし、安全運転の車両が前方にいると、どうしても連なってしまうので、カーブが激しくても低速運転なわけですが。
ここはバイパスだからめちゃめちゃ流れてるし、速度があるけど、連続ヘアピンもある。
一番わーわー言いながら乗ってました。
軽井沢まで行って、帰りは碓氷峠へ。
ついさっきまで軽井沢の街中だったのに、急にぐねぐね道が始まってびびる。
疲れていたので、めがね橋で降りて歩く余裕もなく、通り過ぎる。
そのまま高速に乗って帰宅しました。
梅雨の直前ですが、群馬は暑かった!盆地が暑いことを身をもって知った。
そして地元の(一部の)人の頭文字Dへの本気度の高さに恐れをなしました。
赤城山ツーリング ― 2024-06-15
梅雨になる前にバイクでキャンプしたいなーと、いろいろ計画を立てる。
ライディングシューズもぼろぼろになっていたので新調した。
が、仕事が忙しく、ちょっと余裕がないぞと、キャンプは諦めることに。
まあ、でもただのツーリングならまだ行けるのでは?と予定変更。
梅雨前の晴れ間、割と暑い日に群馬ツーリングに行くことにしました。
PAにずんだ茶寮があったので、久しぶりのずんだシェイク。
仙台駅で飲んで以来だから8年ぶりだ。
受け取ってすぐは、かたくてストローで啜れずに笑ってしまう。
そうか、前は買って、新幹線に乗ってから飲んだからな。
東北道、北関東道を通って伊勢崎ICで降りる。
北関東道あたりからすでに暑い。
群馬にはあまり行ったことがなかった。
もちろん、群馬の夏が暑いことは知識として知っていたが、なんで暑いのか深く考えたことがなかった。
しかし、行くとすぐに分かった。
盆地だからだ。
山に囲まれた広い平地に、群馬の都市部がまとまっている。
海もないし、熱の逃げ場がないのだろう。
そりゃ、暑いわーと、やっと実感した。
なるほどと思いながら、最初の目的地「福豚の里 とんとん広場」に到着。
土曜の12時頃ですが、待ち時間なしで入れました。
ヒレカツセットと、
とろカツセットを注文。
柔らかいし、豚の味が濃い!パン粉もなんか美味しかったです。
映ってないけど、豚汁も具沢山で、サービスが過剰な印象。
ここで一つ面白いことが。
食べてる最中、ツーリングのグループだなーという人たちが入店してくる。
広いお店で、席も離れていたので、特にコンタクトもないまま先に店を出る。
広い駐車場で、二輪駐車場が特に指定されていなかったので、そういえば、あの人たちはどこに停めたのかね? と話しながら駐車場に出ると、

我が家のバイクが、先ほどのグループのバイクに囲まれていて、グループの一員のようになっている!
しかも同じKAWASAKI、同じようなカラーリングのマシンが並んでいて、これはちょっと意図を感じるな~。
笑いながら店を出て北上。赤城山を目指します。
さて、今回は頭文字D聖地巡礼ツーリングです。
ちなみに、夫は原作漫画を読んで、CSでアニメを一通り見ている。
私はアニメを横目で見て、この人たちと峠で遭遇したくないな……、と思っていた。
という、そこまで思い入れのない二人の聖地巡礼です。
いや、峠がツーリングに丁度よさそうだなーと思っていたんですよ。
市街地を外れ、交通量も減り、高度も上がると涼しい!
非常に快適にぐねぐね道を堪能し、大沼にたどり着きました。
ボートに乗る。そこまで暑くもなく、いい時期に来たなー。
赤城山、なかなか面白い場所でした。
観光地ではあるけど、そこまで人が殺到するわけでもない。
インバウンドの波も、群馬の山中までは押し寄せていなかった。
食堂や土産物屋はレトロ。建ったのは昭和かなー。でも現役。
そして、いろんな人が来る。トレッキング、自転車、ドライブ、ツーリング、釣り。
いろんな人をおおらかに受け入れてる感じでした。
フォトスポットもあったよ!
下山して今度は西に向かい、「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」へ。
藤原豆腐店があるらしい、と軽い気持ちで行ったんですが、テディベアに始まり、昭和のおもちゃ、クラシックカー、果ては戦車まで物量がすごい。
しかもこう、漫然と集めた、という感じではなくシリーズごとに揃えて、ディスプレイも凝っている。
予備知識がなかったので、え?これ、誰がどうやって集めたの?とだんだん恐怖心すら湧いてきましたが、ぽつぽつと館長の紹介パネルやインタビュー映像が掲出され、混乱も若干は緩和される。
そして藤原豆腐店だ!
ちゃんと車内にコップもあるんですよ。
しかしあれだな、車があって、店舗が移築されてるだけじゃなく、
こういうのもあるし、
集められるものは全て集めた!という館長の本気を感じる……。
表面だけなぞった、通り一遍の展示じゃないんですよ。
その後も出口まで長々といろんな展示が続き、すっかり疲弊して退出しました。
恐ろしい博物館でした……。
疲れたし、もう夕方なので、宿泊先の「渋川天然温泉 ハナホテル&スパ 伊香保インター」へ。
伊香保の温泉旅館もいいかなーと思ったけど、予約が直前&予算オーバーで取れず。
ここはロードサイドのビジネスホテルで、面白いことに温泉施設が隣接していて、入浴自由。
旅館の食事が食べきれないことが多いので、こういうホテルの方が気楽でいいかなーと選んだんですが、我々にはちょうど良かった。
部屋で館内着に着替え、専用通路からフリーパスで温泉施設へ移動できる。
広々として、見晴らしのいい温泉に夜も朝も入れる。
近隣に飲食店はなく、ホテルにもレストランはないんですが、温泉施設のレストランで20時までオーダー可能。
欲望のままにオーダー。
朝食付きのプランで、温泉施設のレストランでバイキング。
食事もおいしく、建物も新しくきれいで、良いところでした。
キャンプベアード ― 2023-06-16
久しぶりのキャンプ。
バイクの調子と夫の体調が良くなくて、しばらく見送っていたキャンプツーリング。
今年になって、急にバイクを買い替えたところ、中古のKAWASAKIに純正パニアケースが付いてきた……!
そう、憧れだったんだよな……、純正パニア。
急にキャンプ欲が沸いてきて、荷物をフルで積み込み、リアシートの奥にもテントとテーブルを括り付け、キャンプベアードにやってきました。
伊豆にある、ビール醸造所併設のキャンプ場。
4年前にも、一度予約を入れていたけど、悪天候でキャンセルして、ずっと来たかったところ。
梅雨の晴れ間。来る途中の雨を何とかやり過ごして、辿り着く。
ギアもじわじわと揃ってきました。
サイトは木陰になっていたので、タープは張らずに設営完了。
サイトの目の前がこれですからね……!
せせらぎの音が常にあって、他のサイトの話し声があんまり気にならない。
タップルームで、ドリンクチケットを引き換えて、サンプラーセットを。
瓶を3本以上買うとバケツと氷をくれるので、買ってサイトに戻る。
牡蠣とブロッコリーのアヒージョ。
冷凍ポテトとウインナー炒め。
炭火で焼き鳥。
炭火の後に焚き火。初焚き火でした。
朝ごはんはフレンチトーストとヨーグルトとコーヒー。
割引券をもらった温泉施設に行って、沼津魚がし鮨で昼食。
近海のネタがたくさんあって美味しかった……!
その後はツーリングっぽい山道を攻めて帰宅。
まあまあ疲れたけど楽しかった……!
また来たいなあ。
久しぶりの帰省 ― 2023-01-01
関東から車で関西まで帰省してたんですが、渋滞を避けてかなり余裕の行程で移動。
帰省中もふらふらとあちこちに出掛けてました。
京都のクラフトビールを飲める店に行ったり。
元旦から琵琶湖を北上して念願のひこにゃんに会いに行ったり。
ゆるキャラって実際に会うまでキャラクターの特性を分かってないことが多い。
くまモンは意外とはっちゃけキャラだったし。
ひこにゃんは礼儀正しいかわいい系でした。
帰りの御在所SAで憧れの藤田屋の大あんまきをGET。
実は行きに知立本店の横を通り過ぎたものの、全くのノーチェックだったので、再会できて嬉しい。
大判焼きと同じ構成ですが、生地がしっとりしてる。あと、結構ボリュームがあるな。
藤枝で一泊したので、初さわやか!
そんなに食べられないと思って手づくりハンバーグにしましたが、頭一つ飛び抜けて旨いですね。
ネットで待ち時間を確認したり、店舗で受付してから呼び出し時間を気にしたりと、さわやかを待つ時間を初めて体験したのですが、なるほど、静岡にはこういう文化があるのか……。
待ち時間が急にひゅっと縮まったりして、システムのアルゴリズムに思いを馳せていましたが、結局は発券した時の入店目安時間通りになった気がする。
スマート珈琲店 ― 2022-12-30
三条のスマート珈琲店へ行ってきました。
年内の営業は31日まで。30日の15時半に着いて、5組くらいの行列。
1時間くらい待つかな?と思ったけど、30分で入店できました。
この日は、2Fのランチはお休みだけど、喫茶メニューで、16時半まで2階席を利用できるとのことだったので、そちらに。
自家製プリン。
フレンチトースト。
「きのう何食べた?」に出てきたお店というミーハー心で行ったんですが、めっちゃ美味しい!
京都の人気の老舗のコーヒー屋さんで、非常にオーソドックス。
何の奇もてらっていないんだけど、こう、丁寧に調理した感じで、フレンチトーストの中までアパレイユが染みこんで、とろとろ。
クラシックな店内に、丁寧な接客で、優雅なお店でした。
さすが、よしなが先生はおいしいお店をご存じですね。
他のメニューも食べたい…。
2回目の黒猫軒 ― 2022-12-29
金を売った話 ― 2022-12-22
結婚する時に、欲しい指輪があって、指定して買ってもらった。
誕生石がミルククラウンの爪に収まった、ホワイトゴールドの細身のリング。
当時、婚約指輪にお金をかける価値観がなかったため、カジュアルなファッションリングだ。
誕生石が好きだったのと、ミルククラウンの爪が気に入って、とても満足していた。
満足していたのだが、すぐに日常的に使い辛いぞ、ということに気付く。
結婚指輪と重ね着けしても、何となくしっくりこない。どちらも細身のシルバー色だからか、面白みがない。
かと言って、右手に嵌めても、何となく邪魔に感じる。
そもそも、2人とも指輪をする習慣がなかったため、結婚指輪ですら、できるだけ邪魔にならないよう、細くて薄い、何の装飾もないリングを選んでいる。
せっかく買ってもらったのに、使わないな……、と10年も仕舞い込んでいたが、やっぱりちょっと勿体ないと思い直し、チェーンとバチカンを買って、ペンダントとして使うことにした。
リングがホワイトゴールドなので、素材を合わせる。
バチカンを通すことによって、正面で吊るせて、ペンダントトップ感を出せたのではないだろうか。
(この効果はよく分からない。誰からもネックレスについて触れられたことがないので)
外出時に、たまに着ける。普段使いのネックレスはこれだけである。(あとは冠婚葬祭用の真珠があるだけだ)
自分でチェーンを買うのもこれが初めてなので、種類もよく分からず、40cmの細身の小豆チェーンにした。
華奢である。そして短い。
5年使ったのだが、うっかり2度、チェーンを切ってしまった。
タートルネックの服を着ている時、何となくネック部分を手で広げてしまうのだが、チェーンを忘れてやってしまい、ぶちっと切った。
1度目は頑張って丸カンをラジオペンチで曲げて、何とか修復した。チェーンは少しだけ短くなった。
2度目ともなると、もうやる気をなくした。チェーンはさらに短くなるだろうし、細かいものを見る視力も、前回より後退している。
この、華奢で短いチェーンは、自分には向いていないと悟った。
もっと長くて、丈夫なものに変えよう。
が、近年、金の価格は高騰している。
長くて太いチェーンは、当然ながら重量も増えるわけで、あまり気軽に買える値段ではなかった。
リングがホワイトゴールドだから、前回はチェーンもホワイトゴールドにしたけど、まあ、特に揃える必要性はないな、と思い、ステンレス製を買うことにする。
シルバーはすぐに酸化して黒に変色するけど、ステンレスならその心配はない。
意気揚々と購入し、ホワイトゴールドと並べて初めて気づく。
輝きが違う!
そう、アクセサリーに慣れていない人生を送ってきたので、あまり貴金属の価値を重んじていなかったが、この時初めて気づいた。
金は美しいのだ。
金と言えば、強くて浸食されにくいとか、伝導率が高いとか、柔らかくて加工しやすいとか、そういう物質としての素晴らしさに意識が向いていて、単純に、宝飾品として美しい、という点を見過ごしていた。
16年も持っているのに(指輪として使っていないからか)傷ひとつないし、くすみも変色もない。ずっとピカピカに輝いている。
そうか、これが人類を大いに狂わせ、争いを生み出す金の魅力か……!
物質として安定している、という特異性が金本位制を生み出し、錬金術に駆り立てたのだ、という人類の歴史を、やっと実感できた。
なるほどな!と思ったが、ステンレスのチェーンを買ったので、もうこっちを使っていくしかない。
そして価値が目減りしないのだから、切れたチェーンは売れるのではないか、と当然思った。
スペックとしては、10金、ホワイトゴールドと純度は低い。
キッチンスケールで量ったが、1gもなく、0としか表示されない。
買取店を探し、取引価格を調べたが、まあ、最低でも数百円にはなるんじゃないかと予想を立て、持ち込むことにした。
このまま不燃ごみとして処分しても、リサイクルされない可能性がある。
折角の資源なんだから、有益に循環した方が良いだろう。
近所のショッピングモール内の店舗に持っていく。
「金を売って下さい」というチラシはさんざん目にしていたが、今の今まで縁がなかった。
そしてチェーンを売ってしまったら、所有している金は、本当にこの指輪だけだ……!
白手袋をした店員さんが、小数点2桁まで量れるスケールで計量してくれた。
そう!これ!このスケールが欲しかったんだよ!と心の中で盛り上がる。
0.59gですね、と告げ、検査をしますので、とバックヤードに持っていく。
検査?何だろう、アルキメデスの原理で、水で体積を量るのか?伝導率を調べるのか?
疑問が膨らんだが、結局訊けないまま帰ってしまった。
そして買取価格は1000円だった。
5年前に7000円で購入したものだ。
まあ、そんなものだろう。いいよ、いいよ、リサイクルして、何かの基盤にでもなってくれ!
1000円とノベルティの使い捨てカイロ、ペットボトルのお茶をもらって、店を後にした。
(大した取引でもないのに、こんなにもらっていいのか若干心配になる。)
以上が、金を売りに行った話の顛末である。
金にこんなに意識が向いたのはこれが初めてで、なかなか面白い体験だった。
金の価値なんて、知識として知っているようで、今の今まで実物の観察もせず、きちんと認識していなかった。
こういう風に知らないことが、まだまだいっぱいあるんだろうよ……。
誕生石がミルククラウンの爪に収まった、ホワイトゴールドの細身のリング。
当時、婚約指輪にお金をかける価値観がなかったため、カジュアルなファッションリングだ。
誕生石が好きだったのと、ミルククラウンの爪が気に入って、とても満足していた。
満足していたのだが、すぐに日常的に使い辛いぞ、ということに気付く。
結婚指輪と重ね着けしても、何となくしっくりこない。どちらも細身のシルバー色だからか、面白みがない。
かと言って、右手に嵌めても、何となく邪魔に感じる。
そもそも、2人とも指輪をする習慣がなかったため、結婚指輪ですら、できるだけ邪魔にならないよう、細くて薄い、何の装飾もないリングを選んでいる。
せっかく買ってもらったのに、使わないな……、と10年も仕舞い込んでいたが、やっぱりちょっと勿体ないと思い直し、チェーンとバチカンを買って、ペンダントとして使うことにした。
リングがホワイトゴールドなので、素材を合わせる。
バチカンを通すことによって、正面で吊るせて、ペンダントトップ感を出せたのではないだろうか。
(この効果はよく分からない。誰からもネックレスについて触れられたことがないので)
外出時に、たまに着ける。普段使いのネックレスはこれだけである。(あとは冠婚葬祭用の真珠があるだけだ)
自分でチェーンを買うのもこれが初めてなので、種類もよく分からず、40cmの細身の小豆チェーンにした。
華奢である。そして短い。
5年使ったのだが、うっかり2度、チェーンを切ってしまった。
タートルネックの服を着ている時、何となくネック部分を手で広げてしまうのだが、チェーンを忘れてやってしまい、ぶちっと切った。
1度目は頑張って丸カンをラジオペンチで曲げて、何とか修復した。チェーンは少しだけ短くなった。
2度目ともなると、もうやる気をなくした。チェーンはさらに短くなるだろうし、細かいものを見る視力も、前回より後退している。
この、華奢で短いチェーンは、自分には向いていないと悟った。
もっと長くて、丈夫なものに変えよう。
が、近年、金の価格は高騰している。
長くて太いチェーンは、当然ながら重量も増えるわけで、あまり気軽に買える値段ではなかった。
リングがホワイトゴールドだから、前回はチェーンもホワイトゴールドにしたけど、まあ、特に揃える必要性はないな、と思い、ステンレス製を買うことにする。
シルバーはすぐに酸化して黒に変色するけど、ステンレスならその心配はない。
意気揚々と購入し、ホワイトゴールドと並べて初めて気づく。
輝きが違う!
そう、アクセサリーに慣れていない人生を送ってきたので、あまり貴金属の価値を重んじていなかったが、この時初めて気づいた。
金は美しいのだ。
金と言えば、強くて浸食されにくいとか、伝導率が高いとか、柔らかくて加工しやすいとか、そういう物質としての素晴らしさに意識が向いていて、単純に、宝飾品として美しい、という点を見過ごしていた。
16年も持っているのに(指輪として使っていないからか)傷ひとつないし、くすみも変色もない。ずっとピカピカに輝いている。
そうか、これが人類を大いに狂わせ、争いを生み出す金の魅力か……!
物質として安定している、という特異性が金本位制を生み出し、錬金術に駆り立てたのだ、という人類の歴史を、やっと実感できた。
なるほどな!と思ったが、ステンレスのチェーンを買ったので、もうこっちを使っていくしかない。
そして価値が目減りしないのだから、切れたチェーンは売れるのではないか、と当然思った。
スペックとしては、10金、ホワイトゴールドと純度は低い。
キッチンスケールで量ったが、1gもなく、0としか表示されない。
買取店を探し、取引価格を調べたが、まあ、最低でも数百円にはなるんじゃないかと予想を立て、持ち込むことにした。
このまま不燃ごみとして処分しても、リサイクルされない可能性がある。
折角の資源なんだから、有益に循環した方が良いだろう。
近所のショッピングモール内の店舗に持っていく。
「金を売って下さい」というチラシはさんざん目にしていたが、今の今まで縁がなかった。
そしてチェーンを売ってしまったら、所有している金は、本当にこの指輪だけだ……!
白手袋をした店員さんが、小数点2桁まで量れるスケールで計量してくれた。
そう!これ!このスケールが欲しかったんだよ!と心の中で盛り上がる。
0.59gですね、と告げ、検査をしますので、とバックヤードに持っていく。
検査?何だろう、アルキメデスの原理で、水で体積を量るのか?伝導率を調べるのか?
疑問が膨らんだが、結局訊けないまま帰ってしまった。
そして買取価格は1000円だった。
5年前に7000円で購入したものだ。
まあ、そんなものだろう。いいよ、いいよ、リサイクルして、何かの基盤にでもなってくれ!
1000円とノベルティの使い捨てカイロ、ペットボトルのお茶をもらって、店を後にした。
(大した取引でもないのに、こんなにもらっていいのか若干心配になる。)
以上が、金を売りに行った話の顛末である。
金にこんなに意識が向いたのはこれが初めてで、なかなか面白い体験だった。
金の価値なんて、知識として知っているようで、今の今まで実物の観察もせず、きちんと認識していなかった。
こういう風に知らないことが、まだまだいっぱいあるんだろうよ……。
MotoGP 2022*決勝 ― 2022-09-25
決勝はいい天気!
出光アジアタレントカップ中に移動して、プロセッコDOCのトラックサイド広告を見に行く。
前回とちょっと違う。
そしてウォームアップ走行。ドライだなー。
近くで表彰台を見たくて行ってみると、リハ?をしていた。
ヘリも来た。日テレだ。
そして決勝。小椋くんおめでとう!
自衛隊の歓迎フライトもあったけど、全然撮れないよ!
MotoGPはミラーが優勝!
終了後はびしょびしょのテント類をざっくり片付ける。家で全部洗わないと。
車に荷物を運んだあと、渋滞をやり過ごそうとしばしうろうろ。
色んなシートを見て回って、次回の参考にしました。
今回は、初の3日間フル参戦で、さすがにこんなにいると、堪能したな~って感じです。
土砂降りも体験したし、これより悪いコンディションは、もうないんじゃないかな?
雨でも十分通用する装備だと分かって良かったです。
1・2日目は観客も少なくて、屋台の買い物も楽勝ですが、3日目の昼はどこも大行列。
今回は夜に入浴のために外出したので、ついでに翌日の朝食と昼食を買い出ししたんですが、これが正解でした。
冷凍食品とか、カップ麺とか、レトルトとか、面倒な調理が要らないものを、クッカーで温めて食べるのが丁度良かったです。レースが次々あるから忙しないし。
ずっと外にいるし、どこに行くにも階段を昇り降りするので、すごく体力を消耗する。
さんざん飲み食いしてたけど、なんかずっとお腹が減るんですよ。
実際、1日1万5千歩とか歩いてました。
すぐホットスナックを食べたくなるので、次回はもっと冷食を持って行こうかな。
MotoGP 2022*予選 ― 2022-09-24
7時くらいから人が動き出し、賑やかになってきたところで起床。
朝はいったん、雨も止んでました。
けぶる場内。
セイコーマートで買ってきたクロワッサンとバナナとヨーグルト。
小雨がちらつく中、午前中のFP2が終わり、午後のMoto3の予選までは無事に進行したものの、その後は雷も鳴る大雨に。
レースは中断して、長時間待機になりました。
タープの下で、レインポンチョを着て座ってましたが、横から雨が吹き込んできて、濡れる濡れる。側面を覆うタープも必要だな、こりゃ。
セーフティーカーが何周もぐるぐるして、路面のコンディションを確認してます。
雨が上がり、スケジュールを変更して走行再開。
イレギュラーな事態となりましたが、予選は終了。
その後は天気は回復し、前夜祭のライダートークを堪能。
それからオーバーナイトスクエアで久野アナが司会をしているというので、ループバスでN5駐車場へ移動。ループバス、本数が多いようで、スムーズに移動できました。
9時くらいに戻ってきて、入浴のため離脱。
近隣の温泉施設はもう営業時間を過ぎるので、1時間かけて宇都宮の極楽湯へ。
遠いですが、遅い時間なので、場内渋滞もないし、広くて快適に入浴できました。こっちの方がいいかも知れない。
買い物して戻ってくると、もう0時過ぎ。
ちょっとだけワインを飲んで、昨日とは打って変わった穏やかなテント泊となりました。
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