プロセッコバー ― 2020-06-20
2019年、フレシネに代わり、プロセッコDOCがMotoGPのオフィシャルサプライヤーになりました。
フレシネは、日本でもその辺のスーパーで気軽に買えるカヴァなので(サントリーが販売代理なのかな?)、シャンパンファイト気分で(?)、時々買ってました。
その感覚を引き摺って、プロセッコも、あの表彰台の両サイドに飾られているボトルを入手したいと、スーパーや酒屋を意識的に回ってみましたが…、全然売ってない。
ネット検索もいろいろしたけど、ECサイトにないのはもちろん、あのボトルが何なのかというヒントすら見つけられない。
どうも、あの瓶のラベルはプロセッコDOC保護協会のマークらしいぞ、というところまでは判明しましたが、どういう位置づけのものなのか不明なまま。
仕方なく、プロセッコDOCのラベルの付いたものを見つけては買う、ということを1年ほど続けていました。
そして2020年6月、なんと馬喰横山にプロセッコバーがオープンするという情報を入手。
ふむふむとお店の写真を見ていると、探していたあのボトルが飾られている!
ということは、このバーに行けば飲めるか、飲めないにしても何らかの情報を得られるだろうと、矢も楯もたまらず、その週末にお店に行くことにしました。
マルティノッティプロセッコバー&カフェ。
この日はまだプレオープン中で、7月1日からグランドオープンとのこと。
開店直後に入店し、オーナーにMotoGPのシャンパンファイトに使われているプロセッコを探して来た、と告げ、色々とお話を伺うことができました。
結論から言うと、探しているボトルは、
・プロセッコDOC保護協会がプロモーションのために用意した非売品
・協会が各地の販売店などに届けている
・販売店では、セレモニーやプロモーションなどでゲストに振る舞う
・販売はしていない
・協会が各地の販売店などに届けている
・販売店では、セレモニーやプロモーションなどでゲストに振る舞う
・販売はしていない
うすうす予感はしていましたが、そうかー、売っていないものを1年も探していたのかー。
そして、中身がどこのワイナリーのものかはシークレットだそうですが(その時によっても変わるとのこと)、関係者は飲めばだいたい見当はつくそうなので、これじゃないかな?というものをグラスで出してもらいました。
ずっと探していたプロモーションボトルと一緒に。グラスにも協会のマーク入り。
他にもグラスで提供しているものを頂きましたが、なるほど、それぞれ味わいが違う。
あとはハムの盛り合わせやパスタなどのフードもオーダー。
アマレットが好きなので、プロセッコで割ったオリジナルカクテルも。
プロセッコがメインのバーですが、他のドリンクも豊富で、フードも本格的な味。
昼間からやっている開放的な空間で、とても気持ち良く過ごせました。
おそらく、日本で一番プロセッコに詳しいであろう方にいろいろ聞けて、ここ1年の謎がすっかり解明されてすっきりしました。
検索すれば大体のことは分かる昨今、全然分からないことに出会ったのもインパクトがありましたが、人に聞いて、それが全て氷解する、というのもなかなか得難い経験です。
ここ数か月は外出も外食も控えていたし、久しぶりに文化的なことに触れたなー。
そして、飲みながら食べながら話を伺いながら、
・1年間探していた
・昨年のMotoGP日本グランプリでは、わざわざプロセッコDOCのトラックサイド広告を見に行った
などのアピールが功を奏したのか、なんと、ボトルを1本テイクアウトすれば、あのボトルもオマケで譲っていただけることに!
ということでテイクアウトした レ コンテッセ プロセッコ オーガニック ブリュット。
幾つかおススメしてもらったんですが、見たことない銘柄だったので、物珍しく思ってこちらを。
そして、1年探していたあのボトルがとうとう!
さて、これは一体、どのタイミングで開けるべきだろう?
2020シーズンの再開を祝して?
それとも今年の最終戦を見届けてから?
もしくは中上選手の初優勝を祝うか…、
はたまた、来年のMotoGP座談会を見ながらか…。
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