だいたいできてる2010-07-03

私が現場に通い出して、たかだか1ヶ月ちょいですが、工事はスピーディーに進んで、大工仕事はあらかた終わったようでした。

まずは、足場が取れてる!

吸気口とかのキャップもついてた。

給湯器も来た。
まだ、設置しただけで配管してないけど。

下駄箱もついてるし。
天井との微妙なすきまもキレイに埋めてくれて良かった。

キッチンもついてる。
が、がっちり養生しているので、養生をめくって覗くのみ。

建具も扉までついてました。

手摺もついた。

あとはもう、内装と仕上げだけ、の予定だったけど、造作をお願いしているPCカウンターの部材の納品が遅れているらしく。
そこだけ、やりかけのままでした。

しっかし、木造の家なんて、工期早いんだなー。打ち合わせのほうが長いもんな。

AVラック2010-06-26

AVラックが納品されました!

家づくりを考えるにあたって、懸念点のひとつだったのがAVラック。
夫がAV機器大好きなので、ごっちゃりとあるんですよ。
今使ってるラックはキャスター付、表面はガラス扉、裏面はオープンで、裏にコードがわしゃわしゃと生えていて、ほこりがたまって仕方がない。

引っ越したら、ラックは据え置きにして、コードもラックの中に納める!と息巻いたものの、
「機器の入れ替えは棚の後ろに回る必要があるから、キャスターは要る」と宣言され。
う~ん、キャスターがあると、床との間にほこりが入るし、動かす分、コードの遊びも要るから、すっきりしない…。

あと、市販の見た目がいいラックって、奥行きも狭いし、納める機器の絶対数も少ないし、放熱も考えられてないし、耐荷重も小さいし、とにかくウチの大量の機器が納まらない!
(逆にマニア用のラックは、機能は満たすんだけど、ただのオープンラックだったり、見た目がどーしても駄目だった)

ぐるぐる考えた結果、「じゃあ、表からも裏からも開けられる収納にすればいい!!」
ということで、オーダーすることになりました。

この、両側からオープンできる間取りってのが、結構曲者で…。
結果的に↓このレイアウトに落ち着いたんですが、これが出るまで、すごく苦労した…。
そう、この、玄関開けて、ホールが不自然に長いのは、ひとえにAVラックのためなんです…。
収納があるわけでもなく、部屋の入り口になるわけでもなく、ただの突き当たり。
この不自然さを誤魔化そうとニッチをつけてみました…。

そしてAVラックの仕様も喧々諤々。
最初、要望を営業さんに言っておいたんですが、どうも、上手く設計士さんに伝わっておらず、具体的な仕様を詰める段階になって、イマイチな提案ばかりされてしまい。
何度も打ち合わせをして、ようやく思い通りの図面になりました…!

そんな、悲願のAVラックが納品されましたよ。
これはリビング側から見た状態。
将来的には壁掛けテレビにするための下地を入れてもらいましたが、当面はブラウン管がどーんと乗っかります。
扉にはサランネットを張ってもらいました。スピーカーに使われるような、メッシュの素材です。
これによって、↓の効果が!
・視覚的に中身を隠す
・外部からのほこりをシャットアウト
・通風・放熱を確保
・リモコンを透過
・中にスピーカーも入れられる

天板に穴を開けて、上に乗せたものの配線をします。

ホール側から見るとこうなります。
プッシュオープン式の扉で壁と一体化。
あとは、ラックを固定して、ラックに合わせて壁を作ってもらいます。
もう、配線はここからやればいいのです。楽だよ!きっと!

これ、配線をラックの中で完結するため、諸々の配管を持ってきてもらい、さらにラック内で自由に配線できるようにし、機器がちゃんと入るように蝶番の位置で揉め、そして強度も確保する、という工夫に溢れた内部の仕様なんですが、写真を撮っていなかったので、中身はまた後ほど…。

小上がり和室2010-06-19

和室の床が出来てました。
和室はキッチンとダイニングの隣にあるのですが、ここだけ床の高さを変えています。
何だか、フローリングと和室が地続きって、違和感がある気がして…。
段差を利用して座れるし、便利に使えるのではないかな~と思っています。

床は上がっても、梁や配管の都合上、天井は上げられませんでした。
でも、和室には吊るしたいペンダントライトがあったので。
照明の部分だけ、天井を上げてもらいました。
これでちょっとは、ライトに頭をぶつける可能性を回避できる。

床の間的なものもあります。何か飾ったりするのかしらね。

階段2010-06-12

階段が付きました!
↑これは2階から見下ろしたところ。

最近の階段の主流は14段階段ですが、実際に完成現場見学会に行って、14段の階段を歩いてみたところ、どうも急で怖いなー、という印象でした。
私は田舎の家で育ったので、狭くて急な階段って駄目なんです!
という訳で15段階段を採用。
とは言うものの、15段階段はそれまで歩いたことがなく…。
この日、初めて昇ってみましたが、とても緩い!怖くない!
やー、狙い通りで良かったです。

この日のランチはパスタ。



住人気取りだなー。

外壁とうどん2010-06-05

この週で外壁が貼られていました。
外壁材はニチハのモエンエクセラード16、柄はリブ9、色はシルバーメタリックマイクロガードパールII。若干、光沢のあるグレーです。
モエン!
厚みが16mmなので16で、1枚のパネルの中にリブが9つあるからリブ9。
これは標準仕様の中からチョイス。
最初はずっと、ガルバリウム鋼板にしたい!と言っていたのですが、営業の人が、施工実績がないから難しいかも…と言っていたので、いつの間にか立ち消えに。
が、最近になってガルバリウムのお宅が施工例写真集に追加されてた。えーー。

まあ、それは置いておいて、外壁材でイメージしたのは無機質な感じ。
サイディングって、レンガ調やらタイル調やら石っぽいのやら、バリエーションはいろいろあるのだけれど、なんかそのニセモノ感がどうも嫌だな~と思ったので、できるだけフラットで、人工物っぽいものをセレクト。
色は最初は黒かな、と思っていたけれど、周りがベージュ系の明るい色のお宅が多かったので、ずどーんと黒が来ると浮いてしまうので却下。
かと言って、白にすると汚れが目立つので、無難にグレーにしました。
雨が降るとセルフクリーニングをするマイクロガード加工がされているので、それに期待。
だって、きっと外壁なんか洗ったりしないと思う…。

あとは、できればボーダーではなく、ストライプの方がシャープになってよかったのだけど、元々横貼り用の部材なので、縦貼りにするとコストアップしてしまうため、止めました。

サイディングはこの1種類だけです。よく、一部だけ色を変えてアクセントにしたりしますが、そういうのを考え出すときりがなくて面倒なのと、できるだけシンプルな感じを目指したので、こうなりました。

現場確認の後は、ちょっと離れたところにある農産物直売所併設のうどん屋へ。
かけうどんとかき揚げを食べる。
こういうところで、たまに野菜買ったりするのもいいなー。
土曜日に現場を見に行って、ランチを食べ、買い出しをして帰ってくるのがルーチンになりつつあります。

ついでに散策2010-05-22

現場を見に行くついでに、現場の近所にカフェを発見したので、ランチを食べに行く。
住宅街の中にあるのに、テラス席もあって妙に雰囲気のいいお店。
そして料理も外れなくおいしい。ケーキもおいしいのですよ。

やった。これからもたまに食べに行こう。
全然知らない土地なので、良いお店があると、テンションが上がります。

工事の方はというと、フローリングが貼られていました。あとユニットバスが既に入っています。
フローリングは貼ると同時に養生されてしまうので、全然見られないのですが、隙間だけ。
大建のダイハードアート銘杢、メープル柄です。
建築雑誌に載る方の家って、だいたい無垢材がデフォルトですが、わが家はメンテナンスフリー!を合言葉にしているので、とにかく手が掛からないことを念頭に置いています。
ワックスかけなくて良くて、耐傷性で、水に強くて、床暖OKのものの中から、結局一番安いのを選びました。
普通、フローリング選びって、色味とか、木目とか、艶とか、よーく考えて決めるんでしょうが、何故か我々は割りとあっさり。最初の頃はもっと濃い色にしようかなーと思ってましたが、ダークカラーは埃が目立つからライトカラーにすることにし、メープルよりもっと白っぽいアッシュ柄は、「白すぎて嫌だ」という夫の意向から立ち消えに。消去法でこれになりました。
これ、フローリングですが、表面はオレフィンシートなので、全然木じゃないんだよねー。でも、見た目はまんま木です。
そうそう、フローリングって、施工が楽なように、板が3枚くらい繋がって製品になっているのですが、ダイハードアート銘杢は板が1枚づつ、溝の通りに分かれている製品。大工さんが「なかなか貼り終わらない」と言ってました。
本当は、家中これにしたかったのですが、結局使えたのは1FのホールとLDKという、目立つところだけ。経費削減のため、2Fは標準仕様になりました。フツーの繊細なフローリングです。まあ、2Fは寝室だし、お客さんが入る空間ではないので、特にピカピカの床を維持する必要もないし~と思っています。

その後の進捗2010-05-17

地盤改良の話を書いて以来、さっぱり続きを書いてませんでしたが、現在、ここまでできています。
写真が小さい上に、ブルーのネットが掛かってて、何が何やらですみません。
先月末に上棟し、屋根が付いて、どんどん柱や梁が増えていってます。サッシもつきました。

全然書いてなかったのは、設計の打ち合わせをしていた頃は、毎週、週末に建設会社に通って、あ~でもない、こ~でもないと、頭を使っていたので、終わってすっかり気力を使い果たしてしまったため(^^;
毎週打ち合わせがあるのは疲れます。で、設計が完了して、週末がフリーになった!という喜びを噛み締めて、過ごしてしまいました。

本来なら、ちゃんと工事は出来ているのか!ということに目を光らせる段階なんでしょうけど…。
ところで、夫は大体毎朝、出勤前に現場に立ち寄って写真を撮っています。
私は平日は無理なんで、多くて週一で見に行くだけ。
木造の工事って、結構素早いんで、1週間空けただけで、かなり展開しています。毎回驚けていいです。

この間の経過も書いていこうかな~とは思いますが、とりあえず、現場で見つけた面白名前シリーズを公開します。
建材の商品名は、駄洒落が多いです。見つけると脱力します。

まずは屋根。この時はまだ、屋根工事が完了してません。
木のパネルを貼った上に、防水シートを貼ります。その上に外装材です。この時は防水シートが貼られた状態です。
屋根に近づいてみましょう。
モラサン。
そうですね。雨漏りはナシでお願いしたいです。

続いて床材。
上棟すると、すぐに2階の床材が貼られて、歩けるようになります。
床材の隅っこに、こんな印刷がありました。
根太がない…?
どうやら高性能な構造用合板らしく、根太なしで強度を維持できるそう。で、ネダノン。

あとは、既に色んな配管も済んでいます。
1階から、2階の床下を見上げたところです。青が給水、赤が給湯、黒が排水。
排水は、音が気になるので、遮音材を巻きつけてあります。
配水管にシールが貼ってありますね…。
音ふうじ。
そうか、頼んだよ!

なんでしょう、みんなうっかり名前をつけすぎじゃないでしょうか。

着工・地盤改良2010-03-28

だらだらと設計の話を書いてますが、リアルタイムでは最終打ち合わせが終了し、既に着工しています。
先週は、まず最初に地盤改良の工事が行われました。

購入した土地は地盤の状況が悪く、地盤改良が必要でした。
地盤改良って、土に何か混ぜてこねるのかー?ってイメージしてましたが、
ざっくり言うと、セメントを深さ4mの円柱状に流し込んで、円柱の中心に鋼管を埋め込み、鋼管とセメントと周囲の土との摩擦力で家を支えるという工法です。摩擦で!よくそんなこと考えたなー。

こ~んなでっかい重機で、

こ~んな鋼管を、

どんどん埋め込んで、

完了したらこんな感じ。

一個一個はこんな感じ。

終わってしまうと、とてもあんな鋼管が埋まってるようには見えない。

ちなみに改良のための鋼管は全部で30本で、費用は70万円!
70万は痛いなー。